カスザメ【Squatina japonika】
カスザメ目カスザメ科
体長:1~1.2mぐらい

初島や神子元、海洋公園、八幡野等のポイントで、12月から7月の比較的水温の低い時期に良く見つかります。

西伊豆ではあまり見かけませんが、分布域は、北海道から沖縄となっているので、多分、ポイントの底質によるのでしょう。
図鑑では、砂泥底に生息と書かれていますが、岩礁が点在する比較的目の粗い砂地で見つかることが多いです。

普段は目だけを出して、砂に隠れていることが多く、見つけるのが困難ですが、コツをつかむと、離れたところからでも、カスザメが潜んでいるのがわかります。
砂を払いのける時は、頭の付近に手を持ってきたりすると、ガブッと噛まれることがあるので、注意をしましょう。
けっこう痛いです。

体が扁平なので、ゲストからはよくエイの仲間ですか? と聞かれますが、立派なサメの仲間です。

このような扁平型をした生物の写真は、上から撮るより低い位置から撮るのがコツ。
陰影がつくので、綺麗に撮れることが多いです。

産卵期は、春から夏にかけて、胎生種。